今回の委託の目玉商品を紹介します。今回から衣料部の箱が復活しました。しかし、製作できる状況ではないため、衣料部は従来在庫の継続になります。それゆえ、工芸部の箱で新たに委託へ登場したものを紹介します。また、すでに入れているものでも、人気のある物はまた紹介します。委託期間は2018年4月30日から5月29日までです。委託商品のリストは、前日の記事をご覧ください。画面左のカテゴリーから、アキバ委託情報でもまとめて見られます。 まずはオビツろいど化首関節です。こちらは前回の委託で、二週間目の途中経過確認の段階で売り切れており、需要がかなりあったと思われます。私の予想では、複数買って行く人が多かったと思っています。今回も10個入れました。値段も50円のままです。調整がものすごくシビアで、正直50円はボランティア価格に近いんですけど、見た目も胡散臭いし、50円以上は取れません。
今回は前回と違い、調整をかなりきつめにしました。場合によっては少し削らないと入らない可能性もあります。オビツ11にも個体差があり、何とも言えません。ただ、軸を太くする作業より、軸を削る作業の方が圧倒的に楽ですから、お客さんの負担を考えると、あえてきつめにしました。瞬間接着剤で手調整しているため、物によっては見た目が悪いですが、隠れるので大丈夫です。
説明書も書き換え、サポートページへのリンクを掲載しました。この商品の詳細とサポートはこちらにあります。気になる方は事前にご覧ください。 ユニバーサルソファ Ver.ミクダヨーも早々に売り切れまして、今回は多めに4個入れています。実際どれくらい需要があるかまったくわからないアイテムで、売れる限り入れていくつもりです。ワンフェスでも売りますけどね。800円です。
委託更新に行ったら、店の方で作った売り切れ札がついておりました。売り切れていても、それなりに問い合わせがあったのでしょうか。しかし悲しいことに、売り切れ札には「ミクVer.」と書いてありました。重要なのはそっちじゃない、「ダヨ」の部分なんだ・・・。 ダヨだんご、こちらも売り切れており、今回は10本にしました。値段は100円です。ワンフェス用にも作ってありますが、一定数まで作ったら、一旦製作をやめます。そのため、売れるペースが早いほど、今後販売できる数は少なくなっていきます。かなり作っているので、ワンフェスまでは大丈夫と見込んでいます。本当は私が欲しくて作り、量産する気はまったくなかったのに、思い切ってやったら売れました。やっぱり同じことを考える人はいるのだと思いました。
どうも、合わせて長ネギを買って行った人もそれなりにいたと思われ、ダヨだんごの売れ数と長ネギの売れ数はほぼ同じです。一応、狙いました。そのため今月も長ネギが入っております。先月からの持ち込み在庫で、そちらは5本入っています。ワンフェスにも出す予定です。

それでは今回から委託に入る新しい商品を紹介します。 Uソファに新色が入りました。青です。鮮やかな青です。800円です。かなり前から企画しておりました。まだワンフェスにも出していない、先行投入になります。赤があるなら青も欲しいでしょう。見本を置く手前、Uソファは一度に二色までしか投入できません。Ver.ミクダヨーが現在入っており、そちらは継続で入っていく可能性があります。こちらは定期的に色を変えながら入れていきます。今のところUソファは、黒、赤、青、ミクダヨーの4色でワンフェスには出す予定です。 中物に虫取り網と虫かごを入れました。虫かごはワンフェスより先行投入の新商品です。いかにも虫かごらしい虫かごではなく、小物としてのデザイン性を追究し、かわいらしく持てることを重視しました。虫取り網も委託初登場で、ワンフェスでの人気商品です。それぞれ330円です。 こちらは完全な新商品、かしわもち、50円です。当初は継続でせんべいを入れる予定でしたが、急きょ変更して新商品を試作しました。かなり前より作れるのではないかという模索はあり、まず少数ならできるだろうと、量産のノウハウを組み立てる形です。これが今まで商品化されなかった最大の課題は葉の部分で、独特の丸みを帯びた葉の形をひとつずつ作るのか、というのが問題でした。また、葉の質感をどう作るのか、いい考えもありませんでした。
しかし、コケ玉の葉を半紙で作るようになってから、葉は半紙でいけることがわかりました。半紙はそのままだとあまり強度がないけれど、木工用ボンドを染み込ませると強度が増します。最初に色をつけるとき、木工用ボンドも溶いて入れて、紙を固くします。半紙の薄さが独特の色むらを作り出し、単調な平面にならないようにしてくれます。また、表と裏で色を変えることも多少できまして、かしわの葉を再現すべく、表と裏で葉の色が違います。
葉の形は・・・仕方なく、一枚ずつ切ることにしました。残念ながらこの形に一発で抜いてくれるような道具はないのです。作ってみると、案外大雑把な形でもそれらしくなることが判明し、アクセントに葉脈を描いて完成です。まずまずかな。もちの中にあんを入れずとも、葉でほとんど隠れるため、コストを下げるためにあんは省略します。中にあんを入れると、うっすら透けて見えるはずです。その分リアリティは増しても、そこまで求められていないと思います。そんなリアリティより10円でも安い方が喜ばれるでしょう。ワンフェスで量産します。 こちらもワンフェスより先に投入する新商品、ひとくちだんご、70円です。元ネタはありますが、それとは違う独自色を出すため、皿を黒金の高級感あるものにしました。買う人全員が元ネタを知っているわけではないので、そこもちゃんと考えています。
角皿を以前から考えてきまして、まず最初に仕上がったのがこれでした。素材はうちで扱っている丸皿と同じで、あちらは丸に抜いているものをこちらでは四角に切っています。ただ、仕上げの手間がこちらの方がかかります。どうしても角が浮きやすい関係で、表面をならす手間が多くなります。ひとくちだんご用にこれは用意して、金まで入れましたが、金もかなりの手間で、値段に上乗せせざるを得なくなりました。高いなりに、シンプルな和菓子として使い道は広く、楽しんでいただけると思います。 いつも通りのレギュラー品、みたらしだんごと焼き鳥が委託に入りました。もう何も言う必要のないほど定着しているレギュラー品で、委託にも入れるべきだと思いました。ダヨだんごはこれを大きくしたようなものです。軸の調整が入るところが違うだけで、基本はすべて同じです。
焼き鳥はとろみのついたたれを使っているのを再現するため、このようになっています。これは単純に私の好みの問題で、家で作るときは、とろみのあるたれで作って食べます。スーパーで出来合いの焼き鳥を買うと、とろみたれを使っていることがあります。それ以上の深い意味はありません。
みたらしだんご50円、焼き鳥70円です。パーツが多くて手間がかかり、ちょっと高いですがお許しください。なぜだんごの方が安いかというと、最初の価格設定を継承しているためです。一度は値上げしているんですが、やはり値上げはしにくいもので。実はだんごの方が手間がかかります。 特大オムライス、50円です。従来のオムライスと同じようで、今回から特大になりました。丸皿に乗るぎりぎりの大きさまで大きくしました。卵に生クリームを入れて、まろやかさを出しているという私の設定により、卵の色を薄めにしています。近年の、頭の大きいフィギュアの台頭により、大型化して1/12と共存できるようにしました。レギュラー品でもこうした変化が求められるようになっているのです。 チョコアイス、50円です。従来は棒アイスとしてひとくくりにしてきたものが、これだけ別種類扱いになりました。他のアイスよりひと手間多いのに、値段が同じなのはこちらでも手痛く、その上このアイスだけ先に売れることから、別商品にして手間分を上乗せしました。従来品と少し仕様が異なり、チョコ層を厚くしてクランチの見た目をやわらかくしたほか、つや消しを吹いています。つやのない方がよりアイスらしく見えるので、エアブラシを使っての面倒なひと手間ながら加えました。

以上、今回の委託目玉商品の紹介でした。目玉と言っておきながら、実際出してみないと売れるかどうかはわからず、売れるペースもわかりません。委託なりの十分な数を入れているつもりでも、早期に売切れてしまう場合もあります。人気のある商品は継続して入れる予定ですが、予定は予定でして、はっきりと言えません。売れても次回は入れ替える場合もあり、これと思うものがあれば、早くに買いに行くと買い逃がしがないと思います。

ということで、皆様よろしくお願いします。衣料部の箱も、新商品はないながらも品数をしっかり用意して営業中ですので、そちらも合わせてご利用ください。