収縮は割れる2017/12/17 23:50

なんかどうも体がさえなくてつらいんですが、やることやらないといけないところで、火鉢の仕上げをしております。火鉢はまだまだ経験値が足りないもので、最後の灰をどう仕上げるか、毎度違った方法が取られています。今回はなるべく灰の層を薄くするべく仕上げ、灰は木工用ボンドでペースト状にして入れました。水っぽくすると入れるのは楽なんですが、乾燥したときに面が大きく下がるため、周囲に跡が残ってしまいます。そこでペースト状にして、乾燥も早めるために薄く入れました。
して、予想通り、やっぱり割れたり、火鉢の壁面と灰の間に隙間ができました。こうならないのが理想ながら、できるんですよ。他にいろんな方法を考えても、木工用ボンドがいいかなと思うのです。割れる理由は、収縮するからです。収縮しない素材ならそのまま簡単にいけるのに、今のところ使えそうなものは思いつきません。仕方なく、できたひびを灰ペーストで再び埋めます。これだけだと表面が不自然になるため、油絵具のように、再び木工用ボンドで作ったペーストをうすーく塗って、できた隙間を完全に隠しました。乾燥までに時間がかかるため、これで本当にいけているかはわかりません。いければ、今後も使える方法になるでしょう。ドールショウに向けても火鉢は生産します。ノウハウを積むことが重要なのですよ。