分析とは2017/11/15 23:15

今日は薬で、でろでろになってしまいました。このところ調子が落ち着いているので、薬を少なくしていたのに、当たるときは当たるものです。がんばって起きているうちに何とかなるかと、PCでもいじりながら耐えていましたが、正常な判断がきかないというか、鈍くてどうしようもありません。仕方なく寝ました。常につきものです。
片付けはもうちょい膝がよくなってから始めようと思います。今のうちにあまり動かすと、また悪くなりそうです。こういうのは無理をしないことが大切なのですよ。何だかぱっとしない日が続きます。気がつくと時間ばかり経っています。まいったな。
ふと、同人誌を読みながら思いました。今回は学術書に近いタイプの本を一冊買ってきまして、よく読みました。内容はそんな複雑ではないけれど、この本の中身をしっかり記憶するのはかなり難しいです。語れるようにするには何度も読み返すか、その本の内容を誰かに語るしかないでしょう。それほどまで一発で入れるには知識が必要です。私は昔からそうなんですが、様々なものを調べて出てくることから事実をあぶり出すのは得意ではありません。逆に、仮定を立てて、そこにたどりつくまでの分析をしていくのは得意です。だから、分析方法や着眼点に私の色が出ます。そういう方が楽というか、そういうことしかできないのが事実です。
こういう中で文学部的なやり方を身につけてきて、ゲーマー魂は、自分が大学で学んできた着想をそのままゲームの世界に反映させているつもりなんですが・・・事実の積み重ね型と比べたときに何かが違うような気がしたのでした。いや、間違ってはいないんです。これで大学と大学院を抜けてこられ、成績もかなりいい方でした。ゲーマー魂を書く場合に大切なのは、ゲームをしっかりやって、結論に至るための要素を抽出することです。本を読んで調べたことでは出てきません。
昔から謎でした。私はレポを書くときに、調べごとはほとんどしないのです。基礎知識は様々な本を読んで内容を記憶し、そこからあらためて調べることもしません。その代わり、かなりの数の本は読んでおきます。図書館に通い詰めて調べることはなく、レポを書いても参考文献は一冊か二冊程度で、ほとんどは参考文献なしでした。本を調べて出てくることより、その事実をどう捉え、そこから読み取れることは何かを書くのがスタイルです。なのに、他の学生はがっつりいろんなことを調べてくるんですよ。わからんのですよね。
あらためてこの昔からの謎に、一冊の同人誌が再び謎を問いかけてくるのでした。

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