ぐでたま 大きめ ― 2017/07/17 21:44
人はなぜ、ぐでを頼り、ぐでを望むのか。ぐでの先に見るものは何なのか。
高さ55mmのずっしりとしたその感覚は、私の想像をはるかに超え、存在感そのものである。今までに、ここまで哲学的なタマゴの黄身があっただろうか。タマゴの形は、今も人々を魅了し続けている。ぐでは殻に包まれたタマゴではない。タマゴの中身、黄身の部分だ。その変幻自在となった黄身に、我々は新たな魅力を見出している。
ということで、Figure ARTs ZERO のぐでたまです。二種類ありまして、お座りの方を買いました。食玩のぐでは種類が多いものの、このサイズとなると、ありそうでありませんでした。立体物としての完成度をより楽しむためのぐでで、ぬかりなき造形の質はなかなかです。こういう単純な形のものほど、しっかり作らないと違和感が出ます。
殻はただの器ではありません。ぐでにおける様々なスタイルの再現を求めたものです。まずはこのような使い方。安泰を求めるスタイルで、ぐでの大事なひとつのあり方です。殻につつまれた安心感は、居心地の良い場所を常に求め続けます。
現実逃避スタイルもできます。これをやるために、専用の固定具を使います。微妙な浮きがないと、深くかぶりすぎて、再現性が悪いという判断でしょう。シンプルゆえ、こういうところは本当にしっかりしています。何となくこうできる、じゃなくて、ちゃんと元の絵があるんですよ。ひたすらぐでを買い集めていますからね。
適度で上品なおしりの再現もよいです。微妙に見える感じは、角度によって哀愁を引き立てます。
総じてぐでたま感を実に精巧に引き出している、とても完成度の高いフィギュアです。その割にはお買い得なので、ぜひとも手に入れてその質を堪能してください。
ということで、Figure ARTs ZERO のぐでたまです。二種類ありまして、お座りの方を買いました。食玩のぐでは種類が多いものの、このサイズとなると、ありそうでありませんでした。立体物としての完成度をより楽しむためのぐでで、ぬかりなき造形の質はなかなかです。こういう単純な形のものほど、しっかり作らないと違和感が出ます。
総じてぐでたま感を実に精巧に引き出している、とても完成度の高いフィギュアです。その割にはお買い得なので、ぜひとも手に入れてその質を堪能してください。
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