シーズンを過ぎてから2017/04/16 22:39

桜のシーズンが過ぎたころに、佐倉城へは行くものです。ここね、花見の客が多すぎて、花見の最盛期には臨時駐車場を作るほどなんです。そんなときに行っても面白くなく、でも何となく春を感じるには今日とてもいい天気で、昨日から既に計画しておりましたが、佐倉城へ行ってきました。
佐倉城の周囲で面白い場所といえば、やはり姥が池でしょう。昔からずっと池なのに、どこから水が来ているのかよくわからない場所です。その辺から集まってくるんでしょうか。どこへ流れるわけでもなく、水はあまりきれいではありません。ここはカメの天国です。
けっこういますよ。日の当たる場所に集中するため、こうやって目立つくらいに集まってきます。決してエサがもらえるとか、そういうことではないです。カメを見ていると、こうらを工芸品にしてしまおうと考え付いた人の気持ちがわかってきます。殺してまで取ろうとは思わないけれど、このこうらは使えるでしょう。きっとこの水の底にもたくさんのこうらが沈んでいるに違いありません。
もう少し季節がたつと、池の向かいにあるこの場所は、あやめがシーズンになります。様々な種類を栽培しており、色とりどりで美しいあやめが見られます。私は桜よりこっちが好きです。
公園を一周しました。外周のコースがあり、そこは散歩道として、自然を見ながら歩ける道になっています。久しぶりにそちらを進みました。早足で進むと、起伏があってかなりいい運動です。おかげで一汗かいてしまいました。
そこを抜けると歴博に戻ってきます。ここに来ると、歴博のお店を見るのもまた楽しみです。4月18日より近代の見世物小屋に関する展示を行いまして、それの関連商品が早々と並んでいました。これについてはまた書くことにします。ほか、面白い商品がたくさんあるんですね。いつの間にか3Dでモデリングしたかわいいキャラを歴博は使っているようで、時代の流れでしょうか。
超小型のはにわも売っています。欲しいと思ったけれど、これなら自分でも作れそうで・・・と思っても作らないんですよね。ちゃんとした焼き物で、非常におしいのは、ひもを通すための穴が下にあることです。首から下げたら逆さまになってしまう・・・。おしいです。他にも魅力的なものがあって、ついついいろいろ買いそうになりました。何も買わずです。
ここまで来たなら、寺崎も寄りましょう。日もだいぶ傾いてきて、また哀愁があります。変わらぬ景色がいやしを与えてくれます。特に何かあるわけではなく、ただ単に見晴らしがいいだけなんですが、何度来てもあきることがありません。高台に来ると感動するのは人間の本性なのでしょうか。
今までに一度だけ、ここで撮り鉄に会ったことがあります。総武本線、成田線が走るここは、それなりの本数が走っているため、待っていれば走っている様子が撮れます。おそらくもっとアップにして撮るのでしょう。
光学10.7倍の私のカメラが最大限ズームしてもこれですから、撮り鉄はかなりの望遠カメラを用いていることでしょう。あの時見た装備はなかなかでしたからな。田園風景に囲まれて、いい場所、しかも高台ですからね。ただひとつの問題は、長時間居座るにはトイレがないことでしょうか。高台を下りてすぐにコンビニがあるから、そこを借りたと思われます。

ちょっとした観光気分でした。佐倉方面もいろいろ観光の場所がありまして、開拓したいところです。チューリップはいいや。