転換期の境界線2017/02/19 23:16

帰ってくるまでがワンフェス、というのを今回身にしみて感じました。普段そんなことはないのに、帰りに眠いこと眠いこと・・・。運転しながらやばいと感じました。窓を開けて外の空気に当たりながら目をすっきりさせるほどで、かなりまいりました。夕食をJでとり、本日のことを話しつつ、帰ってきてまずはお金の計算をして、また話をしておりました。5時40分に起きて一日やってきており、さすがに限界を感じます。
本日量産型マンドラゴラのところにいらしてくださった方々へのお礼は、こんな眠さゆえ明日に持ち越します。そして今日しか書けなさそうなことを書き残しておきます。
実感としては、途中経過がかなりまずいなというのが本音です。最初の出足はやや遅く、その後いつもの行列になり、14時前には行列が解消されたものの、16時過ぎでもかなりお客様は来ました。いつもより長く多く売れた印象で、物量さえもっとそろっていれば、売り上げが伸びる余地があったと思います。売り上げとしては、想定されうる額から足りないものを引いた分だけ下がる単純なものでした。額面はまずまずです。
ではどのように売れたかというと、前半は新商品、後半はレギュラー品が多く売れ、その差が極端に感じました。後半は通りすがりの人、つまり一見さんが多く、前半ほどリピーターの人が多いです。品数の多さゆえ、すべてのものを買いつくせない、何度か分けて買わないと、ひとつが小さくても高額になってしまいます。そうしてレギュラー品と新商品のバランスを取ってきたのですが、新商品の圧倒的な不足を感じました。品数をどれだけ増やしたところで、何度か来ていればいずれは行き渡り買い尽くされます。そのラインが顕著に現れました。前回からその傾向は出ているものの、ここまで顕著ではありませんでした。それでもレギュラー品が確実に売れていたのは、売り方の改善をして、一見さんに届きやすくなったことが大きいと思われます。
労力には限界があり、どこまでをレギュラーに、どこまでを新商品に振れるか、よく考えなくてはなりません。また、新商品を作るのは簡単ではありません。同じ労力を使っても、レギュラー品と同じ数は作れないのです。しかし、今の割合でやっていたら、確実に飽きられてしまうでしょう。一見すると盛っているようで、極めて不安定で厳しい状況にあります。今後のあり方、生産量のキャパシティを増やさないと、数をこなせなくなります。
見ていてあせります。次の一回のやり方を間違えると、下り坂に入ってしまうでしょう。覚悟を決めさせられる回でした。それでもまぁ、新商品の反応が次へつながる部分も見えて、展望はあります。そこをうまく拾い上げ、伸ばしていくことです。普通に企業ですよね。ミニチュア作家などではありません。ミニチュア業者です。