神姫オフ会から帰還2016/12/23 23:43

久々となる神姫オフ会へ行ってきました。当日の様子はまた時間をかけて書いていこうと思います。やはりほどほど以上の興奮と緊張がありまして、帰りの電車で危険に気付いたわけですが、たいていこういうのは一人にならないと異変に気付けないものでして、大事な薬は帰ってきてからいれることになりました。帰りは持って行ったiPodを使いながら、音楽を聴いてうまく調整していました。あ、そんなことはどうでもよいのか。どれだけ慣れた内でも、こうした集まりではリスク回避不可能でして、打ちのめされて帰ってくるのは当然なのです。普段も低刺激に慣れて暮らしていますからね。
うーむ、包括して思ったことは、昔と今の自分の感覚が変わり、他の人は変わってないので何かがずれてきていることを痛感しました。神姫オフ会だったので、みなさん神姫なり自分の何かを持ってきているのですが、私が持っていたのはワンフェスや委託販売での業務用写真と同人誌のみ。私が神姫を持っていかなかったのは、それを見ても誰も喜ばないだろうと思ったからです。うちの神姫はほぼんど服飾モデルとして出払っておりますが、そうした服を着せた神姫を並べていても、それは普段やっているワンフェスでの商品展示見本と変わらず、特に工夫もないわけで、それを見ても誰も楽しまないと思いました。いつものそれにさらなる工夫を積めば面白いかもしれませんが、そのままはどうもと思いました。ここが違います。
皆さんはですね、ちゃんと神姫を持ってきて並べていたのです。それぞれ愛着のあり、ドレスアップされたものですね。それは、自分の神姫を見てもらいたい、人に見せて意味があると考えるからでしょう。私から神姫への愛着が消えたわけではありませんが、もう自分の所有感覚もありません。神姫は量産型マンドラゴラの備品になり、許可を得て持ち出すものになっています。特別な付加価値の出ることをしない限り、ワンフェスでの展示見本を見せているだけにしかなりません。
服を作るときのスタンスもあります。うちではお気に入りの神姫にいい服を着せたい衝動で作っているのではなく、買う人が何を求めているか、商品の全体的なバランスで足りないものを足すべく作っており、自分のやりたいことをただやっているのではないのです。自我を殺して仕事に徹しているとも言えます。もちろん、自分が欲しいものは他人も欲しい可能性もあるため、一概に自分の考えを否定しても商売にはなりません。つまり、商売に徹していると言えます。私はこの感覚なので、自分の自慢の神姫を見せるという感覚になりませんでした。自分を捨ててきたからこそ伸びてきたものでもあり、一方でファン感覚を失ってきたわけです。これはもう仕方のないことだと思いました。もし自分にできることがあるなら、神姫の絵を描くことでしょう。これならしがらみがありません。

うーむ、よいのか悪いのかすらわかりませぬ。とにかくここが、自分にとって強烈に感じるオフ会でした。