Game Legend 252016/11/08 19:58

さて、Game Legend 25 の正式報告をしようと思います。場所は相変わらず川口でして、サークル参加のため8時37分の電車で出ました。FACENAO さんと一緒です。MUCK さんは事情があって今回は来られなくなってしまいました。錦糸町での乗換えが一本早くなり、到着は予定より早くなりまして、10時前には会場入りできました。さっそく待機列ができはじめていましたが、あの時間でもう待機列ができてしまうと、開場近くにはどうなるのか、いやはや、想像すると大変なことが予想されます。
サークルには内覧時間というのがありまして、サークル同士で10時20分から10時50分まで、買い物をすることができます。開場してしまうとサークルの人間は中がなかなか見られないためです。このため、サークルは10時20分までに設営することになります。
当たり前ですが、荷物は必要なものが先に出てくるように入っています。入るとテーブルの下にシートを敷き、テーブルにも布をかけます。これが最初に取れるように入っております。ゲーマー魂の看板は組み立て式ですので、これを組んで置くのが最初の大仕事です。ネジ8本、電動工具はありませんが、すぐ終わります。今回は持ち込む本の量が多くて、転がすトランクに看板の木が入りませんでした。私物用のバッグにやや大きめのものを用意して、今回はそちらに私物と看板類を入れてきました。
設営ができあがるとこのようになります。看板さえ組み立てれば、他は置くだけで時間はかかりません。内覧時間までの20分もあれば準備は終わります。かなり机が手狭になってきて、これ以上本が増えると、新しい展示方法を考えなくてはなりません。今がぎりぎりの限界です。
ゲーマー魂は、表紙を見ればわかるけれども、多くの情報を出すべく、札を出しました。新刊情報はカタログにも出していますが、見ないで来る人には新刊がどれだかわかりにくいと思い、新刊がわかるよう表示しています。創刊号だけ3冊しかないので、そこがやたら低いです。第2号は在庫の21冊、第3号は30冊持っていきました。
看板の後ろは事務用品置き場になっており、お金や特典のステッカー、ペンが置いてあります。ちなみにお金入れやおつりはマンドラゴラ用品から出しています。100円玉のおつりが多く出ると予想され、30枚準備しました。普通なら30枚用意するだけでも大変ですが、マンドラゴラの小銭は、100円だけでも360枚くらいあります。
攻略本のコーナーは、イーアルカンフー本が新刊で前に置かれました。こちらも新刊をわかりやすく表示しています。看板は後ろにL字の木をクランプで固定して台にしています。攻略本と大きく出しておけば、表紙だけではわかりにくいものがはっきりするでしょう。ベア本をいつも通り10冊、イーアルカンフー本は20冊用意しました。
毎度の如く、BK保存委員会というサークル名を出すため、ヒゲを持っていっています。他のフィギュアでもよさげですが、土台なしで安定する優秀なフィギュアです。キュポも考えましたが、まぁ、あまりキュポで感激する人が集まっているイベントではないですからね、こうしました。

売り上げですが、ゲーマー魂は創刊号が3冊全部、第2号が12冊、第3号が24冊、ベア本10冊全部、イーアルカンフー本14冊です。5段階評価では3にしました。数字はよいですが、イーアルカンフー本が余ったことにより、評価3です。ネタとしても、本のできも悪くなかったはずなのに、20冊も出ないのが現実です。これが10年前なら完売するんですよ。ファミコンのメジャータイトルでこの売り上げは、これが冷え切った現実です。対して、ベア本は10冊ですが売れました。いや、売り上げ数はこちらが少ないでしょと思ってはいけません。お客さんにも言われてしまいましたが、これ10年近く売っていませんか ? ロングセラーですねと、その通りです。ベア本は累計で90冊くらい出ているのです。
ベア本はこの二回ほど、10冊ずつ出ています。要因としては、3DSでの新移植があると思います。X箱360でもできます。そうした再販の流れで、昔やっていたものを掘り出す人が出ていると思われます。今からこうしたイベントで、BK2がいいよと声高に叫んだところで、昔取った杵柄という動きがほとんどなくなってきている現状です。再販で、最新のハードじゃないと動かしてくれない人がそれだけ多いということです。事実、それ以前のベア本の売り上げは、5冊以下でした。累計90冊のうち、50冊以上が出してすぐの売り上げでした。それがこの二年で上昇に転じています。
ならばイーアルカンフーも、次は売れるかもしれません。カセットのさせない任天堂純正の小さいファミコンに、イーアルカンフーが収録されているからです。なので、次に出るときはイーアルカンフー本をまた少し作って出すつもりです。こういうことがないと、本当にファミコンとかの攻略は伸びないんですよ。攻略をしている身として、つらいものがあります。

ゲーマー魂は、第2号がもう少しがんばってほしかったものの、第3号はいい調子でした。扱っている題材がメジャーだったのもあるでしょう。任天堂の初期ファミコンタイトルを扱うという流れで出してきているので、第2号もそうした流れで重要なのですが、まだゲーマー魂の流れが完成していないとも言えます。というよりも、そういうことまで考えない人の方が多いのが正解ですか。論評やレビューとしては硬派な部類とは思うものの、見た目でうまく浸透していると思います。創刊号はすべて売り切りまして、累計で40冊ほど出しました。レビュー系としては十分合格の域にあると思っています。地味な考察ですが、じっくり考え、的確に伝えることで、何とか受け入れてもらえるよう努力するつもりです。
中には新刊買いに来ましたと言ってくださる方もいました。ステッカーも喜んでくださる方がいて、大変ありがたいです。創刊号を買って、面白かったので買いに来たという方もいました。創刊号は第3号から見れば、やや荒っぽく感じる部分はあるけれど、非常にわかりやすく書かれております。号数を重ねるごとに論説文としての色が濃くなっているのが、支持されていけるか心配ではあります。第4号はもう少しゆるくしてみようと思います。
唯一、Twitter で相互関係にある雑食ノーマさんが買いに来るとともに、ご挨拶もいただけました。事前に買いに行きますとのやり取りがありまして、来てくださってうれしいです。こちらもぜひ挨拶したいと思っていましたから、とてもよい出来事となりました。Twitter では量産型マンドラゴラが主のため、BK保存委員会としての関係はただ一人だけなのですが、どうやればもっといろんな人と仲良くできるんですかね ? ノーマ先生はマイナーどころのDSを主にしたアドベンチャーや学習ソフトを集めておられ、それがTwitterで流れてくると、こんなものがあるのかと、いろいろ驚かされます。私は基本何でも屋ですので、こうした情報は知識を広げるためにとても役に立つのです。実際ゲームをやってこそとは思いますが、こういうソフトがあると知っておくことで、必要に応じて知識を増やせる機会があります。それがとても大切です。
Luftさんも来てくださいました。顔出し挨拶ということでしたが、応援していただけるのはありがたいことです。こういう形で付き合いが広がっていくのがまたいいです。ちゅーわn先生もいらっしゃいました。いつもの「そ」氏にはとてつもないものを借りました。永久貸し出しのような雰囲気もありましたが、いいんでしょうか。それのことは別の機会でまた話します。

最大の課題が収益で、ゲーマー魂は売っても印刷代を回収しているだけです。第3号から50冊印刷なので、全部売れれば多少利益が出ます。イーアルカンフー本で少しでも底上げをと思いましたが、攻略の現状は厳しいです。さらに、次なる攻略の一手として考えていた迷宮組曲は、他のサークルが非常によい攻略本を今回出しており、競合する時期にうちが本を出してもかないません。あちらは非常に凝っており、印刷所にも出しています。コピー本の簡素な作りで勝てる可能性はまずありません。ひとまず、もちうる資産の運用として、Thunder Force IV の攻略をさらに進めようと思います。同じものをただ売るのはやめます。かなり追加要素を出そうと思います。
いいものを出したいばかりに、ゲーマー魂に力を入れてきましたが、収益を上げるためのもう一歩はまだまだ考えていく必要があります。しかし、ゲーマー魂以外のものを出せるようになったことはひとまず評価できます。そこから次のものを作っていけてこそ、活動は充実するでしょう。攻略も難しいですが、せっかくなら何か出したいのが本音です。

コメント

_ 魚は殿様、餅は子供に な 「そ」 ― 2016/11/11 22:25

( -人-).。oOあっあれがFACENAOさんだったのか!何度か見たことあるなぁと思っていましたが....もし次回があればご挨拶せねば......今回はもう一度「あれ」が見たくて行きましたが無かったので残念無念、今回はかなり予算を絞ったので時間は少なかったけどそれはそれで有意義な....有意義でしたよ。

 ゲーマー魂創刊号が完売したそうですが、買った1人を真後ろのブースで見た瞬間は:物好きじゃのぉ....しかも創刊号だけかい!っと観察しておりました...

 押し付けた「あれ」ですが、やはり餅は餅屋だろうと...
じゃぁ何故買ったのかと問われれば、「カセット」だったから、物理的ならば貸し借りできますからね。買った動機はプレイしたかったのが3割で、残りは.....きっと食いついてくるんじゃないかなぁってのが本音です。

 ゲーマー魂第二号はソフトのチョイスが( -人-)うーんっと思いますがそれでこそゲーマー魂なのでは?

_ きしもとまさき ― 2016/11/13 22:34

毎度ならだいたい三人参加なのですが、このところ足並みがそろっておりません。今回はFACENAOさん同行でございます。とても気さくな方なので、挨拶すればいろいろ返ってくるでせう。すでにお話したことはあると思いますが。

あのイベントは、毎度来ていて必ずあるものと、毎度変わるものがあるので、期待が外れる場合もあります。そのあたりはイベントに何度も来てみるしかないのでした。しかし、来れば何かしら当たりがあるイベントだと思います。
ゲーマー魂創刊号でお試し買いみたいなつもりのお客さんだと思っておりますが、これが次に来てくれれば万歳です。創刊号は入り口としてはよかったかなと、今となれば思います。第2号はソフトの知名度こそ微妙でも、いいところを突けたとは思っているのですよ。買うときは、どうなのかなと思われても、買ってから納得してもらえるものにはなっていると思っております。個人的にはこれでいいのだと考えております。

永久貸与なのか謎なアレですが、そりゃ食いつきますわね。私も買おうと思っておりました。ただひとつ、話題性先行商品だったらどうしようというのだけが問題でした。カセットの裏側に名前を書いて貸し借りしたなら、哀愁があってさらによかったかな ? たまにあるんですよね、名前書いたまま中古でも売っている恐怖のカセットが。
しかし思えば、ファミコンの新作がダウンロード版で出ることはまずないわけで、やっぱりカセットですわな。食いつきました以上、ありがたく有効活用させていただきます。次の攻略ネタにはなります。

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