FUJIMI式 初音2016/08/01 23:59

今日は服の入れ替えと整理をしました。二年前におなかをやられて動けなくなり、服の入れ替えもできなくなりました。今年の初めには足もやられていて、やっとこの夏、ほぼ二年ぶりの入れ替えです。これでやっと、着る服がない状態から脱することができました。しかし整理は不完全で、もうちょい入らないものを整理しなければなりません。他に整理するところがたくさんあるため、まずはこんなものでよいでしょう。机周りもやらないとピンチです。

そんなことで体力を使い果たし、結局プラモです。III号突撃砲はちゃんと出来上がるのか、いろんな疑問がわいてきますが、作らないことには進みません。今日の課題はここ。これが終われば本体塗装に入れます。
本体の部分で一箇所だけ改造を入れると決めていた場所がここです。箱の絵だと溶接跡があり、さらに鉄板をもう一枚貼り付けてありますが、キットはここが普通に作られて省略されています。せっかくならと、絵のように鉄板をプラ板で貼り足して、絵で確認できる箇所に溶接跡を 加えました。何となくそれっぽく見えるでしょう。スモークディスチャージャーのパイプがちょこっと切れていますが、その加工はやめようかと思います。また、中に人間を入れることになっていますが、人間の加工は最後です。
この状態にして、本来なら組み立ててから塗装をするらしいですが、塗れない部分が出てくるのにすごいことやるなと思うので、パーツごとに分けて塗装してから組み立て、それからグラデ塗装にします。組み立てでは、本体と土台部分をネジで結合し、その上からフタをしますが、そのフタだけは接着できません。また、部品ごとの塗装も二回に分けることにします。多すぎるのと、細かすぎるのはなくす可能性もあり、塗装してすぐ接着することがよいと思われます。注意を払うために分けることにしました。慣れているならそんなことはしないでしょうが、私は初心者ですので、時間がかかってもまずは確実にやっていく道を選びます。本当にこれ自力でできるんかなとすら思うわけで、地道に行くことにしました。
本日はもう一個、プラモの仮組みをしました。こんなにプラモばっかりしょうがないほどありますが、ワンフェスのFUJIMIで安く売っていたため、以前から欲しかったので買いました。FUJIMI式初音ミクです。売りによると、スナップフィットで初心者にも易しい作りなようですが・・・。
部品数はこういうものの割にとても少なく、合わせ目だけ何とかすれば塗装までも簡単に仕上がる良作です。ただ問題は、パーツの合わせがあまりに固いこと固いこと。部品をきっちり入れると「パチン」って音がします。スナップフィットが固すぎて、力を入れないと入らないからです。入れると二度と取れなくなりそうな感じもして、ピンをひたすら切っていました。すべてのピンをいちいち切るため、ものすごい手間がかかります。最後の方は、ピンバイスで穴を少し緩めることもしました。
関節も恐ろしく固く、最初にひじを入れたときに抜けなくなり、仮組みなのに分解できなくなります。そこで、関節には油を差すことにしました。プラモに油を差すってどんなですかと思いますが、軸が折れるよりマシです。頭のパーツは奥まで入れると分解不能になりそうな固さがあって、そこは途中で止めておきました。いずれこれは、やすりで調整しないと入らないでしょう。髪のボールジョイントまで油を差します。腰のボールジョイントが抜けなくなり、これは胴体を分解して油を差しました。その割に首はぐらぐらで、でもボールを大きくすると抜けなくなること確実です。受け側で調整しないと首が据わりません。
いろいろがんばっていることは認めますが、スナップフィットのプラモとしてはトンデモなものかもしれません。その、スナップフィットの調整がうまくできていないという意味で。他の会社から比較すると、圧倒的なノウハウの足りなさが出ています。関節の固さもそうです。このキットがシリーズ化されなかったのは、おそらくFUJIMIが面倒だと感じたからではないでしょうか。造形はよく、パーツ構成もいいのですが、非常に残念です。最後に合わせ目処理するときは、ピンの穴を拡張してからやろうと思います。合わせ目はパーツがきつい状態でやると、しっかり合わさらないことがあるんですよ。