オトメディウス2015/10/01 23:57

この微妙な天気でどうするか迷っていましたが、これでオイルをやっていたら大変なことになっていました。今日は銀行へ用があり、ちょうどユーカリが丘へ行くことになりました。帰ってきてからオイルでもと思っていたら、ユーカリにいる時点で雨です。いや、早まってやらなくてよかったね。

行ったついででユーカリのイオンの中を歩くのですが、ここができてからあるプレイランドをちょこっとのぞいて見ると・・・。
なんと Lucky & Wild が現役稼働中だったという事実が発覚したのです。今までも置いてあったはずですが、これを意識したことがありませんでした。子供が中途半端に遊ぶにはいいかもしれません。年代物だけど、遊べるものであるのは確かです。なんせ Back to the Arcade に置いてありますからね。となりは湾岸3+にスリルドライブと、博物館並みのそろえがありました。小さいプレイランドは、こんなものでいいと思うのですよ。最新のものが本当に遊べて面白いかといえば、必ずしもそうではありません。カードで保存が必要な最新のものより、ちょっと立ち寄って遊べるものの魅力はあせないと思います。
イオンシネマのところにもプレイランドがあります。ここを見てみると、いくつかビデオゲームが並んでいました。やっぱり時代は前のものでしたが、そろえはいいです。それなりに遊べる良作を置いてありました。
そこで目に付いたのがオトメディウス。すでに e-pass のサービスを終了しているために、オフラインでしかできませんが、初めてだったし、他にできるところもないので、2回ほど遊んでみることにしました。
世間的に評判は高くないのですが、これを評価しないのは何かおかしいくらいに思いました。確かに、歴代のグラディウスと比べれば甘いです。が、このゲームをやってすぐ思ったのが、デモに裏切られないことでした。そして、初心者大歓迎の作りなのです。
いつのころからか、STG は難易度が高くなり、プレイヤーに強いるものが大きくなっていました。それに比べ、これは STG 初心者でも簡単にゲームの醍醐味を味わえる作りです。グラディウスだけど、あっという間にフルパワーにできます。フルパワーで進みながら、過剰なほど出るカプセルを取りながら進めば、画面内の敵を瞬殺し続けることすらできるのです。オフラインなため、難易度も低いステージしか選べません。データも保存できないので、先に進めようがないのですが、たったの2プレイでも、ゲームのコンセプトは明確でした。とにかく、初心者が無理なく遊べること。進めれば難しい面も出てくるでしょうが、簡単で爽快です。
私は常々、R-TYPE LEO のようなゲームが最近出てこないと思っていましたが、その感覚がオトメディウスでよみがえりました。機体の性能をフル活用し、爽快に楽しみながら進んでいけるのです。あるときから少しずつ難しくなってきますが、最初から上級プレイヤーになったかのようなプレイ感覚で、ゲームの魅力にプレイヤーを引き込みます。昔、雷電のデモ画面は、最初の面をフルパワーの装備でやっていました。実際始まれば、どうしようもなく弱いところからはじまりますが、フルパワーになる前に終わるプレイヤーも多いでしょう。私もそうでした。最初からフルパワーで遊べたなら、このゲームどれだけ楽しいんだろうと、下手な私は夢を見ているような感覚でデモを眺めました。
オトメディウスは、この夢がすぐ現実になるんです。どんな下手なプレイヤーでも、力押しできることを覚えられます。まさに爽快そのものでした。ハードなグラディウスを期待している人には裏切りに見えるかもしれません。しかし、市場に難しいゲームばかりがあふれ、縮小した STG 市場には、まさに救いのような存在であったことは間違いないでしょう。残念ながら私は、現役稼働中のオトメディウスをプレイすることはありませんでした。それに、こうした見方も今でなければできないこともわかっています。当時やっていたら、ぬるいと思っていたかもしれません。実際、ぬるいと聞いてやらなかった自分がいたわけですから。

STG は奥の深いものがたくさんあります。難しいものもたくさんあります。でも、最初からそれを教えるのではなくて、STG の楽しみ方を教えてくれるゲームがアーケードにあったことは、評価されるべきと思いました。今のこの現実、DBACEX の世界を見てください。みんなでゲームを守っていくことで必死です。昔は考えたこともありませんでした。いつまでも新作が出て、いろんなことができると思っていました。もうそんな時代は終わり、新作も出てきません。やる人もいません。でも、DBACEX でつながれた仲間の世界はまだ生きています。それを守ることで必死です。そんな風になる前に、みんな気付くべきでした。オトメディウスも、こうした時代になる前の布石だったと思います。それを感じることができました。

ま、本当のことを言うと、ワンフェスのお金払い忘れて、銀行で直接払うことになってしまっただけなんですが・・・。

耐水やすりの違い2015/10/02 22:26

耐水やすりのことについて話そうかと思います。今日は400番を使う作業の日でした。オイルは研磨作業であると話しましたが、研磨には紙やすりを使います。この紙やすり、実はメーカーによって微妙な差があるのです。

私がメインで使っているのは SANKYO のもの。紙やすりはいろんなメーカーのものが店に置いてあるのではなくて、店ごとにひとつのメーカーから入れているのが普通です。私が普通買っているのはロイホでして、そうなると SANKYO です。J本で買うと NCA BUFFALO で、Nフコだと BELL STAR になります。NCA BUFFALO と、BELL STAR は性質が近いです。紙のやわらかさ、目の粗さなどはだいたい同じような感じです。私が SANKYO を使うのは、粒度が他の二社から比べると、同じものでも若干粗めであるのと、紙の硬さです。オイルを使うには非常に適しています。
今回、作業する前に400番を切らしていることに気がついて、Nフコで買うことにしました。夜J行く前にちょっと買ってきたのですよ。今日使ってみると、SANKYO より削れない、というより、同じ400番でも細かい感じで、がりがり削れません。当然その分、やすりがへたれるのも早く、通常400番はやすりの交換なしでいけますが、途中からへたりを感じてきました。終了ころには四辺がはげかかってきました。決して品質が悪いのではなく、細かいやすりほど寿命は短くなりますので、BELL STAR は SANKYO より細かいようです。しかしおそらく、800番くらいまでいけば変化は少ないと思います。400番は顕著に違いました。ヒノキの作業なら、むしろ BELL STAR の方が使いやすいかもしれません。チーク相手だと、SANKYO でないとちょっときつい感じでした。わかってはいたのですが、BELL STAR の400番を使ったことがなかったので、今回あらためて実感しました。
耐水やすりは同じようでメーカーにより違います。

レイアウト始まる2015/10/03 23:52

10月の半ばには全部終わらせたい同人誌の原稿ですが、よく考えるとあと10日くらいしかないわけで、このままでよいのかな・・・。急ぎます、先を急ぎます。
昼間は全力で仕事ですが、夜になってGへ行き、いよいよレイアウトが始まりました。型は創刊号で作ってありますので、ひとつひとつ入れていくだけです。顔の調整がありますが、それを含めても今この状態なら終わらないこともないでしょう。がんばって形にするのだ~。今回もちゃんと印刷所に出して製本します。前回より少しページ数が減るかな。

たったひとコマでも2015/10/04 23:42

本日の同人誌制作で進んだ分は、レイアウト全体の1/3くらいですかね。何かと面倒な調整も入りましたが、雛形も一部再構築しながら高速化を図っています。体がもっとまともに動けばと思いつつ、無理なことはあきらめて、できる限りで進めます。
挿入漫画をまた入れますが、本当は2P入れたいのだけれど、この調子では無理っぽいですな。これはそのうちの1コマに使う絵です。例の如く、適度なユルさを持った絵です。ゆるいくせに描きこみをきっちりやっているところはきっちりしています。
というのも、これは2Dで普通に描いたものと、3Dでレンダリングしたものを合わせて作っているのです。いすと机、教科書を3Dで作りました。他のコマでも使う予定があり、何度も細かく描くのは非常に面倒なので、こうすれば一度で済みます。
重ね合わせが発生しますが、奥のものをレンダリングした絵を作ってレイヤー化し、自然な重ね合わせを実現しました。私の絵には線画がないため、細かいものを描くのが苦手です。こうした机なども、細かく描くと手に負えませんから、3Dでやった方が早いと判断しました。データさえ作ってしまえば3Dは高速です。2Dで描いて同じくらいの時間がかかるなら、3Dでモデリングするべきでしょう。3Dはよくわからないところで役に立ちます。