討ち入り2012/12/01 23:37

今日はA先生のところへ以前より予定していた討ち入りをしてきました。佐川急便を装い、玄関に呼び出したところを車の陰から狙い、見破られました。つまりはA先生を拾いに行って千葉を歩いた後、飲み会といういつものコースです。飲み会言っても家族レストランでの飲み会ですが。飲み屋じゃもう何年やってないんだろう ? ちょっとした記録を見ればわかりますがね。

んで、帰ってきてからが私は長い。たいてい今日はどんな話をしてきたとかを話していると、こうやって3時とかになっちゃうわけよ。話の内容は明日まとめるとして、今日はもう寝ましょう。よい子は寝ている時間だ。

考えて感じる2012/12/02 18:51

本日はゆっくり休養です。なので昨日の話をしましょう。

A先生のところの学園祭が終わるまでA先生は休みが取りにくい状態でしたから、次に合うのは学園祭終わった後だねと話しつつ、なんやかんやそれぞれ予定がありまして、会うのは昨日になりました。
千葉へはそれぞれ買う物があり、見て回るのは充実しました。どういうわけかA先生がプラモに力を入れだしたらしいよ。今度うちにきてエアブラシでも体験していただこうかしら。

飲みは18時過ぎに入りまして、A先生のところだと近くにあるSで盛り上がります。S, G, J は我々の基本です。てか、この略は身内用語だね。わかるのは我ら3人とうちの家族ぐらい。その間でしか使ってない言葉ですが、とりあえずA先生のところは選択肢がSです。近いしね、先生の家から歩いて行けるし、そもそも我らの始まりはSから始まったとも言えます。
昨日はあまり仕事の話とかでは盛り上がりませんでした。先生の学園祭もマンネリと解決しない問題の狭間で何をすべきか、ひとまず学園祭終わったひと月ぐらいじゃ何にもできないし、友人Sは出張旅へ行ってきたけど先輩付きのため旅行写真が撮れず、報告も薄くなりました。

話題の中心はデジタル技術が何を奪うのか、利便性の裏で失われている重要なものとは何か、先端デジタル技術の進歩の仕方と今後の課題、そしてよい面は何か、そんな話が中心でした。だいたいうちらが集まると趣味的な話よりこうした話ばっかりです。こういう話をするってことは、常にそんな情報にアンテナを立てていないといけない。やっていることは大学の演習授業、討論会みたいなやつですな。いい刺激なんですよ、日常生活をしていく上でも仕事をしていく上でも、こうした部分から見えてくるものが多くの分野で共通したものを抱えていることが多く、当たり前に見えることに疑問を投げかけるのが社会への感覚を研ぎ澄ますことなのです。

我ら三人に共通していること、それは情報処理技術の恩恵を授かる一方で、技術屋として使っていく側面を持っています。A先生と私はPCとの接触経験が長く、Windows登場以前からの利用者です。途中までは同じ道を歩いていました。友人SはCADやCG方面から入り、その後仕事でのサーバー整理などもします。基本は建設機械の設計屋なんですけどね。最初から共に持っていたのは、ゲームへの憧れでした。だからそれぞれアート系の理解を持っています。
A先生と私は、最初プログラムと音楽という共通側面でやってきました。技術がある程度身についてきたころ、私はプログラムから人工知能の方面へ動き、アート系では音楽、CG、Web系、さらに通信工学で技術を作る方向へ進みます。A先生はプログラム言語の範囲を広げ、より実用的な、幅広いところで使われるプログラミングそのものの学習、ネットワーク運用方面へ進みました。
変わり種で友人Sは Apple の信者であります。iPod 登場から iPhone まで、Mac やらとにかく Apple の技術に惹かれ、常にその先端にあるものを利用している人間です。物好きじゃなくて、その根底にある発想や商品の持っている潜在性を自らの手で使って探す人間です。

よく考えるとこんなのが集まって5時間半も話し込んでいるのだから、話の中身はとても長くなりますな。それをまた帰ってきてから逐一家で話すもんだから、寝るのが3時過ぎたりするわけよ。すべて書くと大変であることに気付いたため、核心ともなった話を上げます。核心のところはデジタルとはちょっと離れますが、基本の考えからデジタルを見ることが大切です。
話の基本は機械に利便性や安心を託すことにより失われる人間の体感です。その中でわかりやすい話は、車の鍵の開け閉めを行うあのリモコン。最近の車では離れたところからでもリモコンスイッチを押すことでドアの鍵の開閉ができます。さて、そいつの使い方です。うちのAでは、リモコンで鍵を開けてから45秒間ドアの開閉がない場合、再びロックされます。これは意図せぬところでスイッチが接触してしまい、鍵が開いたままになることを防ぐ機能です。その前に乗っていたGにはない機能でした。まずここに人為的なミスが入る前提が抜けていた事態が出ています。
私はAに乗るとき、リモコンキーを持っていきません。必ず自分の手で鍵をかけ、ドアを引いて開かないことを確認します。集中ロックのないCでは、運転席の鍵をかけたら、すべてのロックを見て閉まっていることを確認します。
リモコンキーを使う人は、車から少し離れてロックをかけ、そのまま行ってしまう人が多く見られます。すべての人がそうであると言いません、あくまでそういう人もいると考えてください。背景にはリモコンキーで鍵をかけているのだから閉まっていると考えるからです。機械は正しく作動することが前提です。だからこの行動に間違いはないのかもしれません。でも一方その人からは、自分の手で確認するという習慣が失われます。機械は間違った動作をしない、もし間違えるなら故障。故障しないで動作することが現代文明を支えていることだけれども、信じる中に疑う心、鍵がかかっているはずでも自らの手を動かして確認すること、そんな疑う心が利便性の裏に失われていっているのではないかと。ものすごく哲学的な問題かもしれません。でも、信じる中の疑う心は、もしものときのミスから事故を、命を守る力につながりうるのではないでしょうか。私はリモコンキーを使っても別によいのです、確認さえするのなら。でもこれは個人的問題で、鍵を持って回す体感は、インキーロックしないための自分への警告なのです。
こんな利便性の追求から、例えば新しくスマホが出ると、そこにいろんな技術が飛び込み、ひとつになろうとする。一方でスマホからひとたび情報が漏れればすべてを失う結果にもなりかねないのです。いろんなものがひとつで操作できれば便利かもしれません。しかしそこに疑う心はあるのでしょうか。

こんな視点から今あるものの問題や可能性、技術は何に注意し、どこに向かうべきなのか、あらゆるものを考えてみたのです。我々三人はそれぞれ共通のベースを持ちつつ見ている方向が違うので、ひとりではわからないこともこうした場ではわかるんですね。だからこそ会って話す意義があります。実際のところは堅苦しく話すわけではないし、そんな中どうでもいい話も出てくれば、いろんな話が飛び交うわけで、気がつくといい時間。

さあ、部屋の片づけが一段落ついたらまた適当に集まりたいところです。

思い出されるあの時2012/12/03 21:02

今日は歯医者さんでした。消毒の痛みもまぁまぁ和らいできましたが、歯の神経が抜かれたとはいえ、他の部分の神経は残っております。ゴリゴリする感覚がいやーな感じで伝わってくるですよ。最後にまた削りを入れ、X線写真を撮って今日は終わりました。おそらく歯肉が神経のあったところを埋めてくれるのを消毒しながら待つのでしょう。長期戦になるな・・・。

話題は変わって再び私に驚きがやってきました。以下引用

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平素は「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」をご愛顧いただき、 誠にありがとうございます。
2012年1月より定期的に開催しておりました「シルバーホーク杯」等のオンラインイベントですが、 次回「第7回シルバーホーク杯・ファイナル」の開催(2012/12/21-12/31)をもちまして最終回とさせていただきます。

これまでご参加いただいた皆様にはプロジェクト一同、心より御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

なお、オンラインイベントの開催は次回で終了とさせていただきますが、2013年1月以降も各種ランキング等オンラインサービスは継続いたします。 引き続き「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」をよろしくお願いいたします。
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告知ポスターにでかでかと「これが最終・最速決戦 !! 敵は黒鯨 !! 第7回シルバーホーク杯ファイナル」とか書くから、おいおい、Unlock B の賞状授与サービスも残るところ一ヶ月で終わるし、やばいのかこれとか思わせながら、ニュースの項目を見たらあせらずに済みました。最初はポスターしか見なかったんで、本気でなくなるんじゃないかとあせりましたね。その割には筐体を別のゲーセンに移動するところがいまだにあるから、終了するものをお金出して移動するのも変だし、どうなるんだろうと気にしていたところ、無事でした。

あの時の感覚と同じです。あるところから武装神姫のアクセスコードが付属しない事件の感覚と。オンライン連携が売りだった武装神姫にアクセスコードが付属しないことは、その神姫以降オンラインサービスには対応しない、んじゃ神姫NETはいよいよ終末じゃないか !! の感覚。減り続けるSS掲示板のアクセス数、BRの利用者、アイテムの値上げ、PBの導入、更新されない Web ・・・。終末への予感は長きにわたり利用者に不安を与え続けたのです。
私としては Web の更新のないことが最大の懸念事項でした。Web の仕事に関わってきたものとして、オンラインで何かサービスを提供する上で Web の管理とメンテは重要事項で、そこが放置されることは普通あってはならないことなのです。それが起こるのだから、中がすでに異常であることには気付いていました。
今さらこんなところで文句を言っても仕方ないけど、売れているコンテンツは売れているときに増資しないと収束するんです。人気が出たならそれを維持する投資をしないと、確実にお客は離れていきます。確かに KONAMI がオリジナルのフィギュア部門に参入してくるのは大きな冒険であったかもしれませんが、だからこそ大切にしてもらいたいものがありました。売れるものだけ残すより、細く長くノウハウを培いながら、別のところにそれを肥料とする会社じゃなかったのよね、KONAMI というところは。文句を言いながら QMA とか Sound Voltex に手を出して KONAMI にお世話になっている私がいました。

コナスタのポイント期限が今月で切れるって連絡がきたよ。しゃーねぇな、来月買おうと思っていたものを今月買うとしよう。ああ、以前ここでもちょこっと紹介した黒金不知火舞を予約してしまったぜ。来年5月だし、それまでに資金調整するもんね。

引き出し改造計画2012/12/04 17:39

昨日から始まった試作がひとつ完成しました。
さて、これは長年我が家において課題となっていたものでございます。
ビデオカセットを入れる引き出し。ビデオカセットそのものは劣化や時代の流れと共に淘汰されまして、この引き出しが残りました。引き出しはこのようにプラ素材で、外側の引き出しを入れる部分は突き板です。だから外側からの見た目はよいのだけど、ビデオ専用に作られているため、仕切りが邪魔して深さも使えないし、収納部の壁も高さがありません。しかし捨てるにはちと惜しく、収納として再利用する方法はないか、私に課題として与えられていました。
引き出しは横二連装でひとつ、つまりこの引き出しが二つ横並びで入る構造で、合計7個、引き出しの数にすれば14個あります。このうち二連装5個が作業部屋にあり、収納としてはほとんど役に立っていません。自室の大掛かりな改造がひとつできたので、作業部屋改造の一段としてこの引き出し改造計画を実行することにしました。・・・といっても、実のところはどうするべきなのかアイディアの方がなくて、私も困っていたのです。しかしマンドラゴラ活動を通じて頭がやわらかくなり、思い切った方法で改造をしてみました。
引き出しの前面になる部分だけ切り取り、後ろに MDF で作った箱を貼り付ける方法です。これなら引き出しの取っ手を新しく買う必要も自作する必要もなく、見た目も今までと同じに保たれ、均整がとれます。収納としても MDF ならケバも立たず、見た目もすっきりします。ひとまず家で素材として抱えている MDF を使ってひとつ作ってみました。
結果はばっちり、見事きれいに収まりました。MDF は前後のみ 5.5mm を使っていて、そこに接着と釘で 2.5mm MDF をつなぎます。この構造は板の合わせが表面に出ず、強度も十分確保できる理想的構造で、以前より使ってきました。前面の上部のみ、黒く塗装して外から見たとき目立たないようにしてあります。

引き出しは横二連装ですから、つなげてひとつの広い引き出しにすることもできます。これで今までとは比較にならないほどの収納量を確保することができるでしょう。切り取ってしまった元の引き出しは、さらに一回切断して小さくし、プラごみとして捨てます。これなら使えなかったものが再資源化され、無駄も出ません。もちろんごみを減らすことが一番大切だけれども、どうしても捨てる必要があるなら、有意義に捨てたいものです。

試作はうまくいったので、二連装式と一体式をどれくらいずつ作るのか決めてからすべて作り変えていきましょう。ひとまずある分の材料で作れる分は作っています。しかし板を大きく使うため、今の抱え分では足りません。材料も買ってこないとね。

普段何かを作りつけている人が何も作らなくなると手持ち無沙汰になります。しかし今の状態でミニチュアの世界に戻ることはできません。障害があります。でもこうやって外側から何か作っていけば、私も少しずつ戻っていけるでしょう。これでまた時が進む。